富士山サーモンは、産地特有ならではの魅力がたっぷりと詰まった逸品です。
オンラインショップでも取り扱っている魚種ですが、今回は少し異なる視点からのご紹介です。
お刺身はもはや定番料理となっていますが、意外にも干物や煮付けとしても好評を博しているという観点から見てみることにします。
① 富士山サーモンとは【特徴・歴史】
出典:農林水産省(Twitter) MAPの赤枠一部注釈として補足
富士山サーモンとは、商標登録された国内ブランドサーモンの中のひとつです。サーモンと名付けられていますが、上記地図に見られるように、正確にはニジマス(トラウト)を淡水で養殖した商品名を指します。
静岡県富士市にある『柿島養鱒株式会社』が、富士山の湧き水を水源としてじっくり育てられ、上品な味わいが人気を博しています。
餌も自然由来のものを中心とされているため、サーモン特有の臭みがほとんどないのも特徴の一つです。
最大の魅力は何と言っても富士山の天然の湧き水で育成されている点です。その特徴は、人が体内でつくり出せないミネラル成分・バナジウムをはじめ、マグネシウムやカルシウムも多く含まれている点にあります(アサヒ飲料)。

何とも贅沢な環境下で育てられているわけですから、人気の高さも頷けますね。
・ 旬について
富士山サーモンは通年、平均温度11℃の水質によって育てているため、旬・食べ頃が限定されない利点があります。
ちなみに、水産・海洋技術研究所の富士養鱒場だよりでは、静岡県のニジマスの養殖生産量が1,227トンという群を抜いたデータもあります。
② 富士山サーモンのおすすめ料理
1. 富士山サーモンの干物
富士市がある静岡県は日本国内で有数の干物産地です。
この特徴を生かし、2021年1月に富士山サーモンの干物が沼津市で誕生しました。
商品としての歴史は浅いですが、これからの成長が楽しみな逸品です。

他社の通販サイトでも購入できますので、干物好きの方はいかがでしょうか?
2. 富士山サーモンの煮付け
少し趣向を凝らして、富士山サーモンのバジルオイル煮付けはいかがでしょうか。
鍋へ富士山サーモンを入れ、バジルオイルをお好みに応じて中量・少量で注ぎます。
あとは、お好みの野菜を添えさっぱりテイストのカルパッチョにしたり、マヨネーズをかけて濃厚さをブレンドしたり、多様に楽しめること間違いなしです。

アレンジを加えたい方や、煮付けが好みの方におすすめです。
3. 富士山サーモンの刺身
養殖サーモンの魅力は何と言っても生食ができる点です。天然のサーモンにはアニサキス等の寄生虫がいるため、食中毒の点で生食は控えた方が賢明です。
養殖のものはこの危険性がほとんどありません。回転寿司店やスーパーの総菜コーナーでは、もはや定番商品として見かけないことの方が多いですね。
このことは『子供から大人まで大好物の【生食用サーモン】をご紹介!』で詳しくご紹介しておりますので、ご一読いただければ幸いです。
③ ショップの『富士山サーモン』をご家庭で!
富士山サーモンは脂味にしつこさがないことから、そのヘルシーさで女性に人気の商品となっています。
現在のウクライナ情勢により、人気のノルウェー産サーモンが高騰しているため、国内サーモンの需要が高まっています。
弊社では、これまでの取引実績から安定した供給を確保しておりますが、卸元では「新規の申し込みは受け付けていない」とのことです。ウクライナに1日も早い平和の訪れを願ってやみません。

オンラインショップでは西京漬・吟醸粕漬・幽庵漬(照り焼き風味)・生食用の商品を扱っています。お得なセット商品もございますので、ご賞味いただけましたら幸いです(^^;;